真鯛のかぶと煮
真鯛は春と秋に大変美味しくなります。
春口に取れる鯛を桜鯛、秋口に取れる鯛を紅葉鯛と呼びます。
産卵前には体力を産卵に向けて蓄えてきますので身質がかなりよくなってきます。オススメのサイズは1.8キロぐらいが良いですね。
また雄、雌でも変わってきます。僕は個人的に雄の方が美味しいと思います。
また雄、雌でも変わってきます。僕は個人的に雄の方が美味しいと思います。
材料 (2人前)
鯛の頭 一匹分
生姜 薄切り
水 2、5カップ
酒 0、5カップ
砂糖 2(大さじ)
濃口 3(大さじ)
味醂 1(大さじ)
1、鯛の頭は包丁でこそげて鱗を取り除き、口元と鼻筋の細かいところまで鱗を取る。
2、沸騰したお湯に鯛の頭を入れて、さっと霜降りをしてすぐに冷水にとり血合い、残った鱗などをよく洗い流す。
3、丁度良い鍋に鯛をいれ、砂糖、水、味醂、 生姜を入れて強火のかける。湧いてきたらアクをすくい落し蓋をして5分ほど中火で煮る。
4、濃口醤油を加えて湧き上がる程度で煮詰めていきます。
煮汁が半分になったら落し蓋を外して煮汁が少量になるまで煮詰めて出来上がりです。
お好みで4の時にネギの頭(青いところ)を入れても香りがついて美味しいでしょう。
盛り付けに木の芽など香りがつく物をあしらって出来上がり。
味醂は煮付けた物を固くする作用がありますので入れると煮崩れしにくくなります。