実は生食用と加熱用は指定海域によって変わります。
プランクトンが多い海域では牡蠣自体に毒を持ちやすい為加熱用で出回ります。よって加熱用の方が旨味が強いのです。
また 牡蠣の食中毒は、牡蠣が海水から吸い込んだ菌によるものです。
加熱すれば菌は死ぬので問題ないのですが、生で食べると消化器官の中で菌が繁殖して、食中毒を起こすします。
この菌を取り除くために、紫外線殺菌装置で殺菌した海水が循環している水槽に牡蠣をいれておくと、2,3日で菌のいない牡蠣ができます。
こうした処置をした牡蠣が「生食用」の牡蠣、とれたままの牡蠣が「加熱用」です。
2,3日、餌をもらえない牡蠣はそれだけやせ細ります。
ですから、加熱して食べるには「加熱用」の方がおいしいのです。
値段が高いからといって、「生食用」の牡蠣でフライや鍋を作る事は避けた
方が良いと言えます。
牡蠣の食中毒について
実は牡蠣の食中毒が一番多い食し方は牡蠣フライです。生牡蠣ではありません。
牡蠣フライを半生で提供された時が一番危ないです。
すこし想像してみてほしい半生に揚げた牡蠣フライの中の状態を!
生牡蠣に例えます。45度近くの場所で15分程放置した生牡蠣はどうなるでしょう。
もう食べたくありませんね。この状況により食中毒が起こります。
多数起こり得ます。
また飲食店よりもご家庭の方が多く発生しています。
うそっ!と思いますがご家庭の食中毒は規模も小さく新聞などにのることもない為情報として出回らない為です。すこし気をつけて気をてください。
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Posted by 西山 誠 on 2015年12月8日
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