長和川を味わう会
2016年11月13日に行われた長良川の日本酒のラインナップと酒蔵小町酒造のご案内をさせていただきます。
長良川
創業1894年。濃尾平野の北端に位置し、地下水も豊富です。蔵の地下には清流長良川の伏水流が流れ、仕込水としてて利用しております。(軟水です)
酒米は、〝岐阜の米を醸してこそ地酒〝の理念から岐阜唯一の酒造専用米「飛騨ホマレ」を主に使用。(大吟醸用の山田錦は契約栽培米です。)
日本酒は〝お米の旨味を味わう酒〝を理念に旨い酒を醸しております。
・蔵に響く音楽のこと
酒造の理念に、「日本酒は人が作るのではなく、生物が醸す」との考えがあります。お酒を創る酵母菌も生物で、その酵母環境を整え酵母菌を精一杯引き出す事を目指しています。その一つが蔵に響く、〝宮下富実夫のヒーリングミュージック(BIWA,Inc)〝です。自然界の癒しの音(川のせせらぎやさえずりの音)を取り入れた音楽で、脳波のアルファ波・シータ波を活性化される音です。理屈はともあれ、既に20年。〝自然音楽響く酒蔵〝として認知をいただいております。
蒸留水
ヒーリング音楽を無味無臭の蒸留水に聴かせた青tの結晶写真です。
五角形の結晶の水が、実は「名水」呼ばれる水と同形の綺麗な結晶に変化しました。
信じるか?信じないか?お酒で感じる?
「水からの伝言」江本勝/IMH総合研究所:著 波動教育社:抜粋
ここからは当日のお酒のご紹介です。
乾杯酒 スパークリングにごり (飛騨ホマレ60%精白)
酵母が活きている〝活性のにごり〝。シャンパンと同じ原理でボトル内で自然二次発酵した、微発泡酒の〝スパークリングにごり酒〝。ただし、流行の微発泡日本酒のような軽い酒質の味ではなく、しっかりとした味のするにごり酒です。
テーマ酒
季節も進み気温も下がり、「お燗酒」が美味しい季節となりました。今回は、いろいろなお酒を「温めて」ご提供致します。
その2 直詰め 純米吟醸無濾過原酒 (山田錦50%精白)
ビンに詰め氷温度貯蔵しています。(容器が小さく熟成が進みづらいです。)
契約栽培の山田錦での直詰め。香気系酵母仕込みの純米吟醸酒を、槽(ふね:酒を搾る機械)に、搾り口から直接&空気に触れることなくそのまま「直詰め」しました
搾ったそのままの酒の究極のフレッシュ味が特徴です。
その3 長良川 搾ったまま熟成純米 (飛騨ホマレ60%精白)
岐阜の酒造好適酒「飛騨ホマレ」。春先に搾った純米酒を〝搾ったそのまま〝で低温貯蔵し出荷しました。半年とう短期間の熟成による程よい熟成の旨味と反面、低温熟成によりリフレッシュ味も味わえます。
※温めてもお出ししますので酒の温度による旨味の違いもお試しください。
その4 仕込六号 純米吟醸無濾過生(飛騨ホマレ55%精白)
長良川の定番。正直、香り華やかで淡麗・・・という酒質は目指しておりません。
岐阜の酒造好適米「飛騨ホマレ」による無濾過生。少し辛口。香りはおとなしいですが、お米の旨味があります。0℃タンクで貯蔵しております。
※「生酒」ですが温めてもお出しします。旨味の違いもお試しください。
隠し酒 純米大吟醸 一年瓶熟成 (山田錦45%精白)
山田錦米仕込みの純米大吟醸を「酒瓶に詰めて一年熟成」。派手な大吟醸の香りは減りますが、反面熟成により酒質に深みが増し、美味しくなります。
海外では「Super Premium Sake」とのカテゴリーに分類され、華やかな他のお蔵の大吟醸と一緒に高級レストランで提供いただいています。
その6 超辛口+20 限定滓酒 (飛騨ホマレ65%精白)
分析では『辛口日本一!』の日本酒です。醗酵を極限まで行い、タンク内のお米の糖分を、醗酵で全てアルコールに変えた・・・イメージで醸します。通常は一年以上熟成して出荷する「超辛口」酒ですが、滓酒は新酒で出荷を致します。
その下に沈んだ「滓(おり)」の部分を集めて瓶詰め。4℃で貯蔵してます。
・海外でも「長良川」酒会を開催
海外輸出を取り組みは早く、20年程前から。現在では、米国・シンガポール・オーストラリアを主に、6カ国に出荷をしております。
おかげさまで、「長良川の酒会」を国外でも開催されていただいており、〝岐阜地酒〝を前面に海外で評価をいただいております。その他、米国岐阜県人会様の百周年式典でも祝酒を提供されていただきました。
長良川蔵元:小町酒蔵株式会社
〒504ー0851 岐阜県各務ヶ原市蘇原伊吹町2-15
http://www.nagaragawa.co.jp/shop/
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