お醤油の塩分濃度は16%前後
血液の塩分濃度のお話を大分前にしましたが1パーセントなんです。
ここに合わせて味を決めていくと丁度よい味付けになります。
ということはお醤油で味を決める時16%を意識して測ってみると
辛すぎず薄すぎずバランスが取れます。
簡単に計算すると出汁16の対して1のお醤油を入れると良いという事になります。お醤油だけで味付けする事はあまりありませんが知っておくと料理の幅が広がったり感覚が掴みやすくなります。
また味噌は甘味噌5〜6パーセント辛口味噌7〜12パーセント赤味噌11〜13パーセントです。
この濃度も知っておくとお味噌汁を作る時に役立ちますね。
計算はこんな感じ。
喰快のお味噌汁は赤だしですので1100ccに対して100gのお味噌で粗方落ち着くという事です。
感覚で料理を作る事も大事ですが分量を量って作る事は実はめんどくさい様で確実にそして早く料理を作る事につながります。
ただ全ての材料はいつでもばらつきが出るものです。それは野菜の出来、魚の良し悪し、と同じ様にお味噌、お醤油、お塩全てにおいて言える事です。
測って作ったとしても必ず最後に味を見る事が重要です。そしてこの時やはり毎回違いが出ますがこの違いが料理の楽しさなのでしょう。
ちなみにお塩は1パーセントですから1000ccに対して10gという事になります。