シャンパンネタ
写真の左(a)も右(b)も同じシャンパンですが、aの方はグラスを酸で「完璧に」洗ったものです。
実験室でなければ出来ないような実験ですが、ここまでやるとスティルワインのように泡が立たなかったそうです。想像すると凄い違和感がありますね。
反対にそこまでしない、bのような「普通の」グラスでは泡が発生しました。目には見えないけれども付着していた、数μmの糸くずなどが核になって気泡が生じたものと考えられます。
グラスによっては内部にわざと傷が付けてあって、そこから泡が立ち昇るようにしてあるものもあります。
この立ち昇る泡は、スティルワインのようにクルクルとグラスを回らなくても香りが立つという素晴らしい効果がありますw
「シャンパン」は通常あのボトルの中に5リットルほどのガスが溶け込んでいますが、これを1杯100mlのグラスの中に気泡が幾つ入っているか……と換算すると、なんと約100万粒も入っているそうです。
注ぐときにも大きな泡が立ちますから、静止中の瓶の中にはもっともっと沢山の泡が入っているんでしょうね。
ちなみに以前にも書きましたが、シャンパンを垂直にではなく、ビールを注ぐように斜めにそっと注いでいくと泡がさらに残り、数十万粒も増えるそうです。凄いですね。
この前実際にやってみましたが、本当に泡立ちは強くなりましたよ。
香りも見た目も良くなるビール注ぎ、オススメです❗️
(写真はネットからおかり)