先日11月15日(木曜日)に岐阜市加納にあるクックパティオ様にて料理教室を開催いたしました。
今回の講師は(株)ぶらっ菜カンパニーの「しゃぶ里」さん店長 高田和輝さんです。
イタリアンだけではなく料理全般を得意です。
僕(西山)と色々な料理談義をしながら進めていきました。
談義の内容としては
「イタリアンと和食の料理概念は一緒」
「料理は引き算」
そうなんですよね。
素材の味を引き立てる・・・
今回の料理も調味料は塩だけで作りました。
塩だけで美味しいの?
これがめっちゃ美味しい!。
さて、気になる料理教室の内容なのですがせっかくこのブログを読んでいただいていますのでテキストをご紹介しちゃいます。
今回のメニューは
「トマトソースパスタ」
「鰆のアクアパッツァ」
です。
トマトソースパスタ
今回は10人前を一度に作りますがご家庭では半分で作る事をお勧めします。
トマトソースは作り置き、小分けにして冷凍も可能です。
ストックがあればご家庭での料理に幅ができて良いですね。
ちなみに材料は10人前です。
材料
トマトソース
トマト缶(1600g) にんにく(刻み) 塩 ローリエ 鷹の爪
仕上げ
フレッシュバジル 粉チーズ(グラナパウダー)パスタの麺(1キロ)
作り方
1、トマトソースを作ります。
・鍋にピュアオイルと刻みにんにく、鷹の爪を入れてきつね色になるまで炒めます。
・潰したトマト缶と500ccの水を入れます(本日は時間の関係でこの工程を省きます)
・ローリエと塩(5G)を入れて煮詰めます。(3分の2まで)
・1時間程度煮詰めたら出来上がりです(本日は水を入れない為30分ほど)
2パスタを作りましょう。
・バージンオイルに刻みにんにく鷹の爪を炒め、トマトソースを入れます。
・フレッシュバジルとひとつまみの塩を入れます。
・パスタと絡めて出来上がりです。
・バジルとトマトの相性がとても良いです。他の料理にも応用できますよ。
出来上がりの写真は最後にね
トマトとバジルを使った料理
トマトのバジルサラダ(トマトマリネにバジルを)
カプレーゼ(トマトとモッツァレラ、バジルの組み合わせ)
マルゲリータピザ(トマトソースとモッツァレラ、バジルの組み合わせ)
アクアパッツァ
アクアパッツァの本来の意味は、ブイヨンなどのだしを用いず、水とトマトだけで作った魚のスープのこと。「アクア」は「水」、「パッツァ」は「奇妙な、狂った、暴れる」といった意味だそうで、油に水を入れて料理をするときに水が跳ねることから来ているとされています。白身魚やトマト、ブラックオリーブなどを使っているイメージですが、厳密に使用する野菜や具材に決まりはありません。魚、野菜、お好みでハーブを入れ、お好みの味わいに仕上げましょう。
材料
鰆 あさり ムール貝 オリーブ(バージン、ピュア) イタパセ刻み
にんにく刻み 白ワイン ケイパー セミドライトマト レモン 塩 オリーブ
作り方
・フライパンい脂を引いて塩、胡椒した鰆の切り身を焼きます。
・白ワインと水を入れ一度水と白ワインを捨てます。(臭みとりの為煮洗うイメージ)
・一度切り身を取り出してフライパンにバージンオイルとにんにくを入れます。
・にんにくが色づいたらアサリとムール貝、白ワイン、水をひたひたまで入れ貝のふたがあくまで待ちます。(酒蒸しの容量です)
・ドライトマト、ケイパー、イタパセ、オリーブを入れます。
・5分ほど経ちましたら鰆の切り身を入れ塩調整をして煮詰めて出来上がり。
本日は鍋の大きさの関係で切り身魚を使いましたが1本ものの魚を使うと
より美味しくできます。(骨から味が出る)
和食の煮魚も同じ要領で出汁を使わず煮ます。
料理文化が違っても原理は一緒なんですね。
アクアパッツァで残ったアサリとムール貝の出汁でも
ボンゴレパスタを作りました。(う〜ん、贅沢だわ)
最後はみんなで作った料理をワイワイ食べましたとさ。
今回は平日ということもありまして
少人数での料理教室になりましたが次回は来年早々、
日曜の夜にコース仕立て料理教室を開催したいと思います。
お酒も飲みながらできたらいいな♪
乞うご期待!
そういえば喰快のフレンチ「ラカシェット」が
「大義亭」に名前を変えて和食も楽しめるようになったの知ってます?
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