【期間限定販売】につきお早めに！（※現在鋭意仕込み中！）

居酒屋 喰快のからすみはもちろん「無添加」！塩と日本酒、焼酎だけで作るこだわりの逸品です。“ネチっ”とした食感とほど良い塩加減で、日本酒のあてに最適です。また、削ったからすみをパスタなどにふりかけても独特の香りが食欲をそそるワンランク上の逸品に引き立てます。

からすみ好きのあなたは必食です！

（仕込み中の実際の写真です。状態をみながら丁寧に塩抜きしていきます。）

からすみとは

ボラをはじめサワラやマグロといった魚卵を塩漬けにしてから、天日干しにしたものをからすみと呼びます。ウニやコノワタ同様、三大珍味の一つと呼ばれ、お酒のおつまみとして冷蔵庫に入っている家庭も少なくありません。

日本発祥の料理と思われがちですが、実は古代ギリシャやエジプトが元祖といわれています。地中海沿岸に伝わって作られはじめ、日本に伝わってきたのは安土桃山時代で、当時交易のあった明（今の中国）から長崎に伝えられました。

名前の由来は当時の中国の墨に形が似ていたことから、唐墨と名付けられています。現代では信じられない話ですが、当時は保存状態がそれほどよくなく、すぐに黒くなっていたため、書道で使用する墨に似ていました。

日本では珍味ですが、発祥の地といわれる欧州地中海沿岸では、現在魚卵を食べる人が少なくなっていることから知る人ぞ知る食品とされています。

からすみの作り方

一番有名で珍重されるボラの卵を塩漬けにして、塩をある程度季節によって抜き、日光に当てて完全に中まで乾燥するまでが昔ながらの製法です。メーカーによっては他の材料を利用して違った製法で作っている場合もありますが、伝統的な作り方をしているところは今も存在しています。

では、居酒屋 喰快のからすみの作り方をご紹介しましょう。

カラスミはまず血抜きをします。３パーセントの塩水につけて裏の血管の中の血を綺麗に取り除いていきます。（塩水に漬けると浸透圧で血が出やすくなります）大量の塩でカラスミを埋めるように漬け込みます。大きさにより全く変わりますが、おおよそ２日でしょう。

（様子を見ながら）

完全に水抜期が終わってから今度はホワイトリカーに漬け込み塩抜きをします。こちらも同様に大きさによりますが４日程でしょう。

（様子を見ながら）

塩抜きが終わったら抜き板にはさんで形を整えて干して行きます。状態をみながら５日程度。

と、カラスミは本当に大きさ物によってつける期間、干す期間が変わります。色々研究してみると面白いですね。また作り手によって全然ちがう物になるのも魅力。とりあえず一発目の仕込みが終わりました。（11月初旬現在）

炙って食べてもパスタにしても絶品！

一番有名な食べ方は、薄オレンジ色のからすみを薄く切って、炭火で軽くあぶって食べる方法です。ただし、炭火がない場合はオーブントースターで軽く、表面の色が少し変化する程度にあぶって食べましょう。

それ以外の食べ方としては、大根を丸のまま薄切りにし、からすみも同様に薄切りにして挟んで食べるやり方は、それぞれの素材の良さを生かしてくれるため、何もかけなくてもおいしく食べられます。大根で包んで食べる方法もありますが、その場合、他の野菜も一緒に包んで食べるとさらにヘルシーでおいしいです。

また、薄皮をはいで細かく削り、パスタソースとして利用する人も少なくありません。チーズと同様削り機で簡単に削れるので、食べやすくするのは簡単です。ペペロンチーノのようなオイルベースのパスタでもいいですし、クリームソースのパスタでもおいしく食べられます。

お酒の締めにも良いのがお茶漬けで、薄切りにしてあぶったものをご飯の上に乗せ、だし汁をかけていただく方法です。わさびを添えても大人の味わいを感じられてるお茶漬けといえます。

人によってはおにぎりや芋餅に混ぜて焼いて食べる人もいますので、多様性のある食べ方を楽しめる食品です。

レシピも随時アップしていきますのでお楽しみに。

（姉妹店の獅子丸料理長作、からすみ大根）

 １１月下旬から２月下旬までなくなり次第終了！